2020/05/16

今日は全日制3年生が午前・午後に分かれて登校しました。3年担当の先生方が短い特別編成授業を組んでくださり、すべての講座で授業をしてくださいました。土曜にもかかわらずありがとうございました。
朝、一人の男子生徒が校長室に来て、授業が終わったら話したいことがあると言っていきました。全校集会で講話などをした後に校長室に生徒たちが来てくれることがありますが、今日はどんな話かと授業の終了を待っていました。
これまでこのブログに、突然追い込まれたこの状況と与えられた膨大な時間を使って、生徒諸君は将来どんな未来を手に入れたいのか考えてほしいと書いてきました。人類が百年に一度経験するか否かのこの事態は、若者たちがもつ、すぐれた政治家、科学者、企業家、医師、芸術家たちの素質を、はるかに想像を超えて磨くのではないかと私は思うのです。
授業後校長室に来てくれた彼の話の内容はここには書きませんが、ドアも窓も開けっぱなしの校長室で10分ほどひとしきり語っていった高校生の誠実さは、本当に何にもかえがたい。高等学校とは、これをこそ創り出すための現場なのです。
2020/05/15

いよいよ明日から分散登校がはじめります。そのため今日は朝9時に、職員一同で校内の清掃と消毒をおこないました。手すりや取っ手、水道の蛇口ハンドルなども消毒液を使って入念にきれいにしていただきました。
それぞれの教室に手指消毒用のスプレーが配置されていますし、十分席の間隔はとってあります。午前と午後の入れ替えになりますが、お昼の時間に教室は消毒します。久しぶりに友達に会えば、つい話したいこともたくさんあるかもしれませんが、自重してください。
班活動、生徒会活動はありませんので、時間前の登校は避け、登校時間後はそのまま帰宅してください。
やはり学校は生徒諸君の声が聞こえないとさみしいものです。
2020/05/14

今週末にいよいよ分散登校が始まるので、学校内はそのための準備が進んでいます。校内の緊張感が高まっているように感じます。緊急事態宣言が解除されますが、以前のような生活に緩んでしまわないようにしなければいけません。
登校する生徒諸君も登下校時を含めて、3密の状態を作らないよう注意しましょう。班活動はしないことになっているので、必要なことが済んだらすみやかに帰宅するようにしてください。
本来ならばいろいろと忙しい5月ですが、これまで見過ごしていた自然の美しさが普段に増して心に染みるようです。
2020/05/13

古城の門のあたりのつつじがきれいに咲いています。これは36期のみなさんの卒業50周年を記念して植樹したものです。30年以上前に植えられたものですが、毎年この時期になると、もう100歳になっているだろう先輩方の、青春の思い出を鮮やかに懐かしんでいます。
私が通った小学校では入学するときに記念樹をくれました。調べてみたら今でも続いているそうですが、私は桜をいただきました。大きくなるので両親は迷った末、近くにある畑のすみに植えました。ぽつんとなんの脈絡もなく1本だけ植えられた桜は、なんの手入れもするわけでもないのにどんどん大きくなり、花の時期になると、私は一人で畑に行って咲いているのを確認したものです。
今年の連休は畑を耕したことをこのブログに書きましたが、今も畑でこの木をみると、私の50年ほどをじっと見渡してくれているように思います。
2020/05/12

昨日一年生の先生方が作ったパッケージ。今朝、発送しました。本校ではこのほか、各学年がクラウドのストレージにフォルダをつくり、教材や資料、動画を配信したり、YouTubeにも数多くの動画が限定配信されたりしています。また、メールやオクレンジャーを利用して必要な連絡をしたり、教科の質問などを受け付けています。
今年夏に高知県で開催が予定されていた全国高等学校総合文化祭。ついに通常開催は困難であると判断し、開催内容を変更して、生徒の移動を伴わないWebでの発表・交流による開催とすると発表されました。長野県は2年前に信州総文祭を実施したばかりですが、その経験を振り返ると、高知の高校生諸君の気持ちは察するにあまりある。
高体連の大会に続き、吹奏楽コンクールの全国大会や東海大会も中止が発表されました。私は高校のとき吹奏楽をしていましたが、あのときの自分を思いかえせば、吹奏楽の諸君にかける言葉もありません。
私たちは、このような経験をもとに、これまでの日常を振り返るとともに、自分や社会の未来をどのようにしていきたいか考えることがとても大切です。
2020/05/11

写真は今日の午前中のお堀の様子です。3日間で水がこれだけたまりました。いっぱいになるには一か月くらいかかるかもしれません。暖かくなったのでカメが出てきて甲羅干しをしていました。
「新しい生活様式」という言葉がすでに定着してきています。コロナウィルスと共存していくにはどのような工夫をしなければならないかということですが、今回のこの事態は、これまでの私たちの生活を大きく見直す機会になっています。
これまで私たちが気が付くことができなかったことを見出して、この事態を過ごしたのちには、是非、よりよい社会や生活を手に入れたいものです。
2020/05/08

朝は寒かったですが、日中はどんどん気温があがり、写真のような素晴らしい日よりです。
お堀のしゅんせつが完了し、今日から水を入れ始めました。巨大な堀に対して、給水量はごくわずかなので、どれくらいかかるかはわかりませんが、毎日の楽しみが一つ増えました。長く心を痛めていた心配事が一つ解決したような、そんな気持ちがします。同窓会のみなさん、お堀の保存についてご心配いただきましたみなさん、本当にありがとうございました。
学校では生徒の分散登校に向けて、準備をはじめています。昨年までとくらべればいろいろと不自由なことはまだたくさん予想されますが、古城の門が開いて、生徒諸君がやってくる日を心待ちにしています。
2020/05/07

国の緊急事態宣言が延長されたことをうけ、県は県立学校の一斉休校を延長することとしました。くわしいことは来週早々に、決まり次第お知らせしていきますが、5月15日(金)まではこれまでどおり、生徒のみなさんは学校には登校せず、自宅待機を続けてください。
私はこのステイホームウィークで畑を耕しました。今朝は5時半に畑の水やりをしてから久しぶりに学校に向かいました。私の畑はささやかなものですが、数日間かけて、それでも一日では作り出すことのできない成果を手に入れ、今はこれをどうやって工夫していこうかとわくわくしながら考えています。
私の農作業はひまつぶしに過ぎませんが、生徒諸君が、突然与えられた、この何も書かれていない白いノートのような時間を、積極的に、建設的に組み立て、なんらかの成果を得られることを祈っています。
2020/05/01

昨年8月から本校で学んでいたフランス人のエオリアさん。今日を最後に母国に帰ることになりました。突然、帰国が決まり、校長室にあいさつに来てくれた。「残念だね」と声をかけると、もうそれだけで涙をこらえられないようで、目を真っ赤にしてうつむいた。3年7組のみんなと何にもかえがたい月日を過ごしたのだと思います。お別れも言えないのがつらいですね。
「こんな状況でないときに、またぜひ、日本に来てください」というと、しっかり頷いていました。日本語がとても上達していて驚きました。エオリアさんはまた来日するだろう。
高体連の大会がすべて中止になってしまいました。エオリアが帰らなければならない。高校生だけではなくて、社会全体がいろいろなかけがえのない機会を失っています。このような経験から私たちは、何を学び、未来の世代に何を伝えていかなければならないかを考えよう。